「灯台がキャラクターに?!」と聞いて、思わず二度見してしまうかもしれません。実は今、“燈の守り人”という歴史エンターテインメントのプロジェクトで、全国の灯台が続々と擬人化されているんです。舞台は近代日本史──海の災厄から国を守るため、灯台に“魂”が宿ったという設定は、灯台に対するちょっとナナメ上な視点をもたらしてくれます。
そんな「燈の守り人」のキャラクターのひとつが、ここ湯島にある「湯島灯台」。湯島港から徒歩約20分、島の西側に位置するこの灯台は、初点灯が1916(大正5)年で高さ12m、灯りの高さは39m。青空と白亜の塔が織りなすコントラストが美しく、周辺からは雲仙普賢岳や世界遺産・原城跡を望むこともできる、歴史と絶景を兼ね備えたスポットです。
2016年には日本ロマンチスト協会が定めている“恋する灯台”に選定されており、ロマンスの聖地にもなっています。また、灯台の周辺には「猫の島」湯島らしい猫のイラストが描かれ、訪れる人たちを楽しませてくれます。
そんな「湯島灯台」のキャラクターは、左腕に猫を乗せている柔らかい雰囲気の青年で、天草四郎をイメージして作られました。
オリジナルストーリー作成のもと、全国の灯台をキャラクター化するエンターテインメント「燈の守り人」は、日本財団による「海と日本プロジェクト」の一環で、全国の灯台の魅力を広めて関心を持ってもらうことを目的とした事業です。
今後は漫画連載も予定されており、灯台のガイド音声の普及、パネルの設置など、キャラクターの活用が期待されます!
まさにイマドキの“ナナメ上”灯台事情を、ぜひ体感してみてください!
店舗・施設名 | 湯島灯台 |
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所在地 | 上天草市大矢野町湯島 |
電話番号 | 0964-56-1111 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | なし |
ホームページ | https://akarinomoribito.com/ |
上天草には、あの寅さんにそっくりな“天草の寅さん”が旅行者をお待ちしています!まるでテレビやスクリーンから飛び出してきたくらいのそっくりな姿は、ほくろの位置までほぼ一緒で、ハイレベルなそっくりさんです。
キリスト教を禁ずる江戸幕府に対する天草・島原の戦いにおいて、齢15歳という若さでキリシタンを率いましたが、幕府に敗れた悲劇のカリスマヒーロー。生誕地とされる上天草市には彼の銅像が多いのですが、どの像もユニークで、個性ある天草四郎像を各地で撮影するのも楽しみの一つ。
上天草のゆるキャラである四郎くんは350年前の世からタイムスリップしてきました。本名は上天草四郎で、天草四郎と名前が入った羽織(ちゃんちゃんこ)を着ていますが別人です。歌って踊れて祈れる永遠の16歳です。