上天草の誇るナナメ上な自然景観や観光資源は、大小様々な島々からなる上天草固有の地形から生み出されています。そして、そのオリジナリティを支えているのが、島々にかかるいくつもの橋梁です!ナナメ上な観光資源を支えるこれらの橋は、主要幹線を結ぶ天草五橋を中心として、主要幹線と小さな島々を結んでいます。
1966年に開通した九州本土と天草諸島を結ぶ天草五橋は、ただの道路ではなく、それ自体もナナメ上な観光資源として活躍中です!例えば、海上を滑るかのように楽しめる橋を巡るドライブ、橋を下から見上げてその迫力を感じるクルージング、五橋が織りなすパノラマ風景を山頂から楽しむトレッキングなど、様々なナナメ上のアクティビティは橋があってこそ楽しめます。まさに、“ナナメ上↗上天草”の屋台骨なんです。
上天草に来た際には、天草五橋はもちろんのこと、様々な島々を結んでいる特徴的な橋も是非訪れてみてください。同じ市内の橋であっても、結ぶ島の形や距離によってフォルムや雰囲気も様々。お気に入りの橋を見つけた頃には、あなたにもナナメ上な姿勢が身についているかも!?
宇土半島と大矢野島を結ぶ橋。天草五橋の中で最も高く(42m)、最大支間300mの長さは、連続トラス形式では当時世界一。橋長(502m)
大矢野島と永浦島を結ぶ橋。ランガ-トラス形式で支間150m超えは日本初。橋長(249.1m)
永浦島と大池島を結ぶ橋。PCラーメン形式で支間160mのコンクリート橋としては世界トップクラス。橋長(361m)
大池島と前島を結び、五橋の中で一番の長さを誇る橋。PCラーメン形式。橋長(510m)
前島と天草上島を結ぶ赤い橋。日本で初めて造られた本格的なパイプアーチ構造の橋。橋長(177.7m)
1号橋と並んで架かる橋。平成30年に開通した国内最大のソリッドリブ形式のアーチ橋。橋長(463m)
大矢野島と維和島手前の野牛島を結ぶ橋。橋長(238m)
野牛島と維和島を結ぶダイナミックなシルエットの橋。橋長(380m)
大矢野島と野釜島を結ぶPCラーメン形式の橋。橋長(295m)
樋島と坊主島を結ぶ橋。信号機により片側通行となる珍しいループ橋。橋長(290m)
上天草が誇る歴史的人物と言えば、天草四郎(益田四郎時貞)。幕府が厳しくキリシタンを取り締まるようになった17世紀に、10代の若者でありながら民衆の熱き思いを結集させ、一揆軍を「島原天草一揆」へと駆り立てた人物です。
フランスの世界遺産モン・サン・ミシェルは、日本人のみならず世界中の人が憧れます。しかし、時差無、パスポート無、言葉の壁無、で行けるもう一つのモン・サン・ミシェルは知っていますか?パールサンビーチ(樋合海水浴場)沖の高杢山(たかもくやま)、別名「天草富士」は、干潮時にできる不思議な道から行くことができ、お城の代わりに小さい神社が建つ本家同様のパワースポットです。
海の上に浮かぶドーナツ型の水族館。その名もシードーナツ。そのフォルムや館内の展示は一度行けば忘れられないでしょう。もちろん目玉はイルカとのふれあいタイムですが、館内で最初に出迎えるのがまさかの犬であったり、館内の生き物を間近で観察できる体験であったり、ここでしかできないコトが詰まった水族館・・・あなたの予想のナナメ上を行くことを保証します。
上天草の展望台から眺める松島の風景は、他では絶対に見られないまさに絶景です。人気スポットである千巌山(せんがんざん)、高舞登山(たかぶとやま)の2つの展望台では、それぞれ違った眺めを楽しめます。朝夕夜と時間帯でも変わるその風景は一度見たら忘れられません。ちなみに動画で出てくる絶景も全て立ち入りOKな場所(但し、本当に危ないので自己責任ですよ!)。
道の駅と言えば、野菜の直売、観光案内所、お食事処、が定番ですが、上天草ではなんと新鮮な魚介類も購入できます。道の駅上天草さんぱーるには、その日の朝に仕入れられた魚やエビが新鮮な状態で並んでいます。タコの一匹パッキング。バタバタ車エビの大量パック。「海の街」ならではの道の駅の光景は、あなたの常識のナナメ上。
日本人にとってのリゾート地…ハワイ、モルディブ、そして前島のリゾートエリア。地元の海の食材をふんだんに使った食事、焼き立てのパンやお土産が並ぶお店でショッピング、松島の絶景に囲まれて癒される、いろんな楽しみ方ができる今最も旬なリゾート体験を上天草で!